春風亭一之輔がすごすぎる。
先日
をみてきたわけですが。
これがまた、一之輔さんのチケット入手が難関すぎるのと、独演会なのが相まって、めためたとりにくい。先行ではずれ、一般発売で瞬殺され、リセールっていうちけピがやってる、都合が悪くなって手放さないといけないチケットを、ちけぴが公式に代行して定価でやりとりするやつでなんとか手に入れた。このサービスまじ最高。
頑張って手に入れたかいがあって、めっためた面白かった。席が2階で、あと数列で最後尾ってくらいだったので、舞台は顔までは認識できず、最初に私服でフラッと出てきた一之輔さんが、前座の人かなとか思ってみてたら、声きいてドびっくり。本人!!結構雑談を話してくれてた。
遅れて入ってきた人が、すまなそうに入ってきたのを見かけて「いいんですよ、いいんですよ、お金払ってるんだから、堂々と入ってきてください」と、その人がまさかの最前列ど真ん中w
と、舞台からダンッと一之輔さんがおりてきて、そのままその人と軽い雑談。で、戻ろうとして後ろの舞台を見て「あれ?俺、これどうやって戻るの?w」って、階段がないタイプの舞台だったんだよね。私も降りちゃって、どうやって戻るんだろうと思ったんだけどw 勢いつけて舞台の床にゴロゴロゴローって、転がり登ってましたけどww
噺家ってかなり強力な武器持ってる思うんだよね。複雑な舞台装置はいらない、屋根があった方が嬉しいって話らしいけど、なくてもやれる。マイクもなかったらしょーがない、なくてもやれる。最悪、身ひとつあればできる。そんで、そこにいる皆を笑わせて幸せにする力持ってる。
※こんなこと言ってましたけど、言葉使いは完コピではないです※
「浅草の演芸場なんかは、じーさんとかばーさんがいっぱいいるわけ、朝早くから。で、舞台あがってみると、10時30分には寝ちゃってるの!起きたと思ったら、ゴソゴソ飴をあげまわってるわけよ!」って、よく見えてるんだなぁw
あと歌丸師匠の話で「落語やろうって弟子入りした人達はさ、若い頃に入った時点でもう、まわりは高齢の人ばっかりなわけよ、そんで季節の変わり目とかに結構減っちゃうの、だから死って身近なんだよね。そりゃあ、悲しいんだけどさ、とりたててすごいことっていう感覚でもないと思うんだよね。ああ、いっちゃったね。って感じで。ニュースとかの方がよっぽどすごいとりあげてんの。」って納得。季節の変わり目は本当多いしね。
あと、一之輔さんのサイン入りの本をゲット。売り子さんが「僕のサインもいりますか!?」っていうので、「欲しい!」って言ったものの、見覚えあるんだけど、誰だったかな...って、サイン見て判明。一之輔さんを撮影しているキッチンミノルさんw 「僕のサインの方がレアだったりしますよ」ってニコニコしながら、他の方に言ってましたw というか、本人が売り子してるって!w
このサイトはその二人でやってます。超おもろい。
人間国宝の柳家小三治さんが「久々に本物だ」とか言ったらしい。本当この人のパワーはすごいと思う。声もいいし。テレビもいっぱい出てくれてうれしい。